高校生へ

☆英語の学習アドバイス ~ホンモノの英語得点力を目指す!~

高校生も中学英語からやり直そう
 英語が苦手な高校生はたくさんいますが、そのうちのほとんどの人は中学範囲に穴があります。しかし、「中学時代は英語は得意だった」「都立高校の入試でも英語は9割以上取れた」との理由で、「中学範囲は問題ない」と勘違いする人もたくさんいます。
 しかし、公立中学の定期テストや公立高校の入試問題は、本当に理解できていなくても表面的な知識があれば高得点が取れてしまうものなのです。そして、そのメッキが高校に入ってから徐々にはがされていくのです。
 当塾では、Dクラス(高1レベル)でも中3向けのテキスト(難関高校入試対応)を使用します。高校生向けのテキストよりも理解しやすく、そこから大学入試に本当に必要な基礎力を身につけることができるからです。
 実際に英語においては、難関私立高校の入試問題と、中堅私立大学の入試問題を比較してみても、難易度に大差がないのです。中学英語が完璧なら大学入試でも偏差値55は取れるとの説もあるくらいです。偏差値50未満の高校生は中学英語の理解が不十分だと思ってください。

間に合うの? 間に合わせます!
 「もう高3なのに今頃中学範囲を勉強して大学入試に間に合うの?」と思う人も多いでしょう。しかし、だからと言って無理に高校範囲を勉強してできるようになると思いますか?もちろんできるようになるわけがありません。
 英語は積み重ねの教科なので、土台からきちんと積み重ねなければホンモノの力は身につきません。言い換えると、土台をしっかりと構築すれば、高校英語も非常に理解しやすくなるのです。
 以前、英語が大の苦手な高校3年生が当塾に入塾しました。Bクラス(中2レベル)から受講を開始しましたが、受講してわずか2か月後に「学校の授業も少しわかるようになってきた」と言いました。そして半年後には平均点近く取れるようになり、センター試験本番では平均点に達しました。わかるところからやり直すのが最短距離です。まさに「急がば回れ」なのです。
 もちろん、通常は4~5年かけて習得する内容を1年間でやろうとするので、日々の学習時間は多めにせざるを得ません。それは覚悟してください。しかし、正しい学習方法でたくさん勉強すれば短期間で大幅アップも十分可能です。

本当に大切なことを実は教わっていない
 学校の英語の授業はどのように行われていますか?最近は、「使える英語」の習得を目指して「会話」に重点を置いているようです。その傾向は数年前から続いていますが、それでは中高生の実用英語力は上がったのでしょうか?
答えは「No」です。従来の文法・読解中心の授業に加えて会話を取り入れれば、多少の成果は見られたと思います。しかし、文法の時間を犠牲にして会話の時間を取り入れたことによって、英語力は逆に落ちていると言えます。会話力が身につくわけでもなく、文法の力は確実に落ちています。そもそも教わってすらいないのだから当然です。
 当塾は徹底した文法中心主義です。時代に逆行していると一部の人からは思われますが、こんな時代だからこそ生徒たちに文法学習の機会を与えるべきだと考えています。

グループレッスン+個別指導=最高の効果
 「英語は基礎から学習する必要があるのはわかったけど、どうしても次の定期テストで成績を上げたい。」
 「内部進学のために、次の定期テストで点数を上げないといけない!」
 「中学範囲からやり直していては大学受験に間に合わない!」
 そういう方には、個別指導も併せて受講することをお勧めします。グループレッスンで基礎力を鍛えつつ、個別指導で学校のフォローなどを行います。
 基礎力が不十分な状態では、場合によっては例文を丸暗記せざるを得ないかもしれません。理解できなくてもとりあえず形を覚えることで、定期テストの得点力にはつながります。また、たとえ理解できていなくても、正しい英文を暗記することは、理解する前段階として非常に有意義なものなのです。
 グループレッスンのカリキュラムが暗記した単元に追いついた時、英語力は爆発的に向上します!